解決しない場合はお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
中空ポリカーボネート
製品について
- Q:中空ポリカーボネートとはどういった素材ですか?
-
中空ポリカーボネートとは、中空構造を持つポリカーボネートの板です。
製品写真や特性などは商品ページや<物性一覧表>をご覧ください。 - Q:耐候性はありますか?(紫外線カットされますか?)
-
表面にUVカット加工が施されております。
なお、片側UV加工となりますので、必ずUV加工面を外側へ向けて設置してください。
UV加工面は透明フィルム(保護シート)側となります。剥がすと判別が困難になりますので、必ず確認後に保護シートを取り除いていただくようお願いします。 - Q:防火、難燃、不燃などの認定はありますか?
-
ポリカーボネートは難燃性の素材であり、ケーアイエヌの中空ポリカーボネートは防炎認定を取得しております。
証明書が必要な場合はお問い合わせくださいませ。 - Q:防火指定区域で使用可能でしょうか?
-
延焼の恐れのない開口部でご使用いただけます。また、法22条区域内及び、無指定地域内の「耐火・準耐火建築物以外の建築物」であれば、延焼の有無にかかわらず、ご使用いただけます。
- Q:使用可能温度はどのくらいですか。
-
ポリカーボネートの特性上、-40〜+120度の範囲で使用可能です。
- Q:光線透過率はどの程度ありますか。
-
中空板のため、厚みや構造によって異なります。また、カラーによっても異なりますので、詳しくは物性表をご覧ください。
<物性一覧表> - Q:プラダン(ダンプラ)とはどう違いますか。
-
中空ポリカの素材はポリカーボネート(PC)、プラダンの素材はポリプロピレン(PP)です。
特徴について比較した記事がございますのでこちらをご覧ください。
【解説】プラダンと中空のポリカートの違い・使い分け
また、ポリカーボネートとアクリルの違いについても記事がございますのでご参考ください。
【徹底比較】中空ポリカーボネートの機能性とアクリルとの比較による素材の選び方
設置・加工について
- Q:設置に際し、向きはありますか?
-
基本的にはリブ方向が地面に対して垂直になるよう施工してください。
負荷がかからない場合は水平方向での施工も可能ですが、リブ内にゴミや埃が溜まりやすくなるのでご注意ください。
埃などの混入を防ぐため、中空両端部にアルミテープを貼っていただくことをお勧めします。 - Q:オーダーカット可能でしょうか。
-
可能です。1枚から1mm単位でカットいたします。
板の最大サイズ2000mm x 5800mmで、最大カット可能サイズは3000mmまでとなっております。
なお、路線便での配送可能サイズは1200mmx2000mmまでとなりますので、それ以上の場合はチャーター便での対応となります。 - Q:板の端はどのようになっていますか。また、面取り加工は可能ですか。
-
中空板は通常、四方を枠にはめた施工を標準としているため、周囲に多少のヒビやバリがある場合があります。
板の特性上、面取り加工などは不可能です。
なお、ジョイント式の中空ポリカ(SEPLUX)の場合は形状が異なりますので、断面図や特性につきましてはSEPLUX製品ページをご覧ください。 - Q:穴開けやR加工は可能ですか?
-
可能です。お見積もりの際に図面をご提示いただければ、詳しくご回答いたします。
- Q:カットは現場でも可能ですか。
-
プラスチックの板ですので可能です。
4〜6mm程度であればプラスチックカッターで切断できます。
10mm以上になりますと電鋸やパネルソーでの切断が望ましいです。
なお、ノコでの切断の場合、切粉が発生し、リブ内に入り込みますので、エアーコンプレッサーなどで取り除く必要があります。
切断直後は静電気が発生するため、しばらく垂直に立てて置いておくと取り除きやすくなります。 - Q:コールドフォーミングは可能ですか。
-
可能です。H方向(リブの流れ方向)に沿って曲げてください。
なお、厚みによって最小半径が異なりますので物性表を確認ください。 - Q:専用のフレームなどはありますでしょうか。
-
基本的に厚みにあったフレームを使用いただければ大丈夫ですが、弊社取り扱いの付属品がございますので、こちらもお見積もり可能です。
以下取り扱いの周辺部材です。
ー中空シート用の4〜16mmのキャップ、ジョイナー
ージョイント式の中空パネル用のアルミフレームや固定用のステンレス金具 - Q:施工事例をみたい
-
フォトギャラリーがございますので、こちらをご覧ください。
- Q:保守・清掃について、注意点はありますか
-
表面が汚れた場合は、水で200倍ほどに薄めた中性洗剤を浸した柔らかい布で軽く拭き取ってください。
アルカリ洗剤・有機溶剤等は使用しないでください。傷や変色の原因となります。
その他ポリカーボネートの化学的特性に準じます。
購入・配送について
- Q:スポット購入可能ですか?
-
可能です。ただし、法人・個人によってご対応が異なります。
定期購入をご検討の法人様は別途お見積もりいたしますので、その旨お知らせいただき、お問い合わせくださいませ。 - Q:どこからの発送でしょうか?
-
在庫対応品については大阪の工場より発送いたします。
- Q:発注後、どのくらいで商品が届きますか?
-
発注内容により異なります。
国内に在庫がある場合、最速で注文後3営業日以内で発送いたしますが、在庫状況や混み具合によってリードタイムは変動します。
また、初回発注時や取引条件によっても対応が異なりますのでお見積もり段階でご案内させていただきます。
国内在庫での対応不可の場合、輸入対応となります。
輸入目安:発注後、納品まで3ヶ月程度 - Q:配送料はどれぐらいでしょうか。
-
注文数や配送先によって異なります。(個人・法人でも異なります)
製品お見積もりの際に配送料も出させていただきます。
なお、路線便での配送可能サイズは1200mmx2000mmまでとなりますので、それ以上の場合はチャーター便での対応となります。
その他プラスチック
ポリカーボネートについて(中空板以外)
- Q:ポリカーボネートはどういった素材ですか。
-
A:高い耐衝撃性・透明性・耐候性により、カーポートや温室などのエクステリアや、ガラスの代替品としても活躍。寸法精度も高く、加工も容易で割れにくいため、安全が求められるような現場でもよく使用されています。
詳しくは<物性一覧表>をご覧ください。 - Q:使用可能温度はどのくらいですか。
-
ポリカーボネートの特性上、-40〜+120度の範囲で使用可能です。
- Q:耐候性はありますか?(紫外線カットされますか?)
-
基本的に表面にUVカット加工が施されております。
※一部の商品の仕様が異なる場合があります。詳しくはお問い合わせください。 - Q:全光線透過率はどの程度ありますか。
-
t(厚み)=2mmで89%、 3mmで88%です。
詳しくはポリカーボネート商品ページをご覧ください。 - Q:カッターなどでの切断は可能ですか。
-
薄い板であればプラスチック(アクリル)用のカッターでの切断も可能です。
※通常のカッターナイフは不可。刃が切れ目に挟まり危険です。
板を固定した状態でカットするラインに沿ってけがき、折り割ってください。
アクリルほど硬度が高くないため、断面が多少伸びて段差ができる場合があります。弊社工場にてオーダーカットも承ります。パネルソーでのカットになり、断面は基本的に切りっぱなしになります。
穴あけ加工など、特殊カットについては別途お問い合わせください。 - Q:ポリカーボネートとアクリルの違いを教えてください。
-
こちらの記事にある、特性の比較表をご覧ください。使用場所や用途に合った材質選びの際にご参考ください。
あわせて読みたい【徹底比較】中空ポリカーボネートの機能性とアクリルとの比較による素材の選び方 「中空ポリカーボネートは何が良いのか」と思われている方や「ポリカーボネートとアクリル板で何が違うのかわからない」「どれを選べば良いのか」などと迷われている方... - Q:ポリカーボネートの取り扱いに関する注意点は何ですか
-
衝撃には高い耐性がありますが、アクリルに比べて傷がつきやすいため、運搬・加工などの取り扱いに注意して下さい。
また、表面に静電気を帯びることもあるため、埃などが傷の原因となる場合もあります。 - Q:クリーニング方法を教えてください。
-
まず板の表面に付着している汚れを水洗いし、その後柔らかい布を用いて、石鹸又は中性洗剤とぬるま湯で洗って下さい。
- Q:購入する際の最小サイズはありますか。
-
オーダーカットの最小サイズは100mm x 100mm となっております。
アクリル板について
- Q:アクリルの特性を教えてください。
-
アクリル板は透過性に優れており、熱成形をはじめ、変形、接着が容易なプラスチックです。切断、穴あけ、曲げなど加工の自由度の高い素材で、接着剤による貼り合わせ加工も可能です。
こちらの<物性一覧>も参考にご覧ください。 - Q:アクリル板の比重はどのくらいですか
-
1.19です。商品ページも併せてご覧ください。
参考:ポリカーボネート(平板)1.2 - Q:使用可能温度はどのくらいですか。
-
一般的に~80℃の範囲で使用できます。80度を超えるような高温環境では軟化し、変形のリスクがあるためご注意ください。
- Q:アクリルの燃焼性について教えてください。
-
燃焼性は木材と同等で、着火温度は400℃です。
可燃性で燃えやすいため、火の近くでの使用には十分注意が必要です。 - Q:アクリルの耐衝撃性能を教えてください。
-
一般的なアクリル板はガラスの10倍以上の耐衝撃性を持っていますが、ポリカーボネートほどの強度はありません。
開口部や屋外に設置する場合はポリカーボネートとも比較検討されることをおすすめします。 - Q:カッターなどでの切断は可能ですか。
-
薄い板であればプラスチック(アクリル)用のカッターでの切断も可能です。
※通常のカッターナイフは不可です。刃が切れ目に挟まり危険です。
板を固定した状態でカットするラインに沿ってけがき、折り割ってください。
弊社工場にてオーダーカットも承ります。パネルソーでのカットになり、断面は基本的に切りっぱなしになります。
穴あけ加工など、特殊カットについては別途お問い合わせください。 - Q:面取り加工の依頼は可能でしょうか。
-
基本的に弊社にてご購入いただいた商品に限り、ご相談を承っております。
ご対応可能かどうか、まずはお問い合わせください。 - Q:購入に際し、最小サイズの規定などありますか。
-
最小オーダーカットサイズは100mm x 100mmとなっております。
- Q:アクリル板の押出しとキャストの違いは何ですか。
-
板の製法が異なり、下記のような特徴があります。
押出:アクリル樹脂をローラーから押し出して作る製法。板厚の寸法精度が高く、熱加工が容易。環境により反りが出やすく、薬液などでクラックが入りやすい。キャスト:2枚のガラスの間にアクリル原材料を注入し、硬化させて作る製法。押出板よりも硬度が高く、反りも発生しにくい。板厚にはばらつきがある。
- Q:ポリカーボネートとアクリルの違いを教えてください。
-
アクリルは透明度が高く、傷がつきにくいのが特徴です。一方、ポリカーボネートはアクリルよりも耐衝撃性が高く、耐熱性にも優れていますが、硬度がアクリルより低いため、傷つきやすくなります。
詳しくは下記の特性の比較記事をご覧いただき、使用場所や用途に合った材質選びの際にご参考ください。
あわせて読みたい【徹底比較】中空ポリカーボネートの機能性とアクリルとの比較による素材の選び方 「中空ポリカーボネートは何が良いのか」と思われている方や「ポリカーボネートとアクリル板で何が違うのかわからない」「どれを選べば良いのか」などと迷われている方... - Q:アクリル板は水回り(お風呂場など)に適していますか。
-
水場には吸水率の低いPVCなどのプラスチックが適しています。
プラスチックダンボール(プラダン)
- Q:プラダンの特徴を教えてください。
-
ポリプロピレン(PP)を原料とした中空構造の板材で、使い道もダンボールとよく似ており、梱包資材としてよく使用されている素材です。
- Q:紙のダンボールとの違いは何ですか?
-
プラダンは水や湿気に強く、耐久性が高いため、繰り返し使用できます。
また、カビや虫害の心配が少なく、屋外や湿気の多い場所でも使用可能です。 - Q:プラダンはどのような用途に適していますか?
-
物流の仕切り板・緩衝材、建築資材、簡易看板、梱包、通い箱、DIY用途など、幅広い用途で活用されています。
- Q:切断や加工方法について教えてください。
-
カッターやハサミなどで簡単に切断でき、3〜5mm程度の薄いものであれば、手で折り曲げたりと、簡単に加工することも可能です。
- Q:中空ポリカーボネートとの違いを教えてください。
-
こちらの特徴を比較した記事をご覧ください。
あわせて読みたい【解説】プラダンと中空のポリカートの違い・使い分け DIYなどでもよく使われる「中空ポリカ」と「プラダン」。中空ポリカは一般名称で、ホームセンターなどの売り場では、その形状からか、ポリカプラダンや、ツインカーボ(... - Q:プラダンの耐熱性について教えてください。
-
基本的に常温でご使用ください。高温環境では変形のリスクがあるため、ご注意ください。
- Q:プラダンの表面に印刷することはできますか?
-
可能です。印刷用の処理が施されたタイプをご確認ください。
- Q:表面にコロナ処理はされていますでしょうか。
-
一般定番品については基本的にコロナ処理されております。具体的な商品をご検討の場合はお問い合わせくださいませ。
- Q:価格表はありますか。
-
ご購入条件を確認させていただき、お見積もりさせていただきます。定期購入をご検討の場合はご相談ください。
- Q:プラダンの個人購入可能でしょうか。
-
基本的に法人のお客様向けのみの取り扱いとなっております。
- Q:購入サイズや枚数の最小ロットはありますか。
-
最小サイズは300mm x 300mm、最小発注数は20枚(同一サイズ)からとなっております。
その他樹脂板について
- Q:塩ビやポリスチレンなど板材の取り扱いはありますか。
-
ご対応可能です。ご要望の詳細とともにお問い合わせください。内容を確認のうえ、回答させていただきます。