欧州建材メーカー「Stabilit & SEPLUX 」訪問レポート

スイスとイタリアにあるケーアイエヌのパートナー企業、
Stabilit社(スタビリット)SEPLUX社(セプラックス)を訪問しました。
現地での視察・交流を通じて、ヨーロッパ建材メーカーのものづくりと理念に直接触れ、
日本の建築業界にとって大きな可能性を感じる機会となりました。

Stabilit社(スイス)

スイスの澄んだ空気と豊かな自然に囲まれた地に拠点を構える、1959年創業のグローバルメーカーStabilit(スタビリット)社。
樹脂板分野で60年以上の歴史を誇り、「欧州品質 × スイス技術」を強みに、高耐久で施工性に優れた建材ソリューションを世界各地に提供しています。
『品質はディテールに宿る』スイス・ヨーロッパの厳格な基準で製造されるStabilitのパネルの製造現場を視察しました。

 今回の訪問では、新たな動きを見せる日本の市場での今後の発展、日本からの要望などについて意見を交わし、相互協力をさらに深めることができました。同時に、Stabilit社の徹底した品質管理と進化を続ける姿勢を改めて実感。
自然豊かな環境に根ざしながらもグローバルに通用する製品を生み出す同社は、これからの日本の建築現場にとって欠かせない存在だと確信しました。

SEPLUX社(イタリア)

 続いて訪問したのは、イタリア北部の穏やかな風景と陽光あふれる風土に拠点を構える SEPLUX(セプラックス)社。
同社は半世紀以上にわたり、「建築の新しいニーズとクリエイティビティに応える」 という理念のもと、建築家や設計者と共に革新的な建材を生み出し続けています。

 オフィスは自社の中空ポリカーボネート材を活用し、イタリアらしい開放感とデザイン性にあふれる明るい空間。
工場の外壁にも高さ約12メートルに及ぶ彩り豊かなSeplux製の中空ポリカが用いられ、建物全体が明るく華やかな印象を放っていました。
工場内では、出荷前の中空ポリカパネルを前にスタッフの方から丁寧な品質管理の説明を受け、誠実なものづくりの姿勢を間近に体感。

さらに会議では、SEPLUXの中空ポリカが大阪・関西万博の大屋根リングに繋がるエスカレーター部分に採用されたことが話題に上りました。
万博が大盛況のうちに成功裏に終了した今、共にその成果を分かち合い、今後のさらなる相互発展に向けた有意義な時間を過ごしました。

※本記事および掲載写真・イラストは、株式会社ケーアイエヌ(KIN Co., Ltd.)により作成・提供されています。

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