共創から生まれるビジネス

先日開催された ITACフォーラム では、多くの企業や研究機関が参加し、さまざまな新しい技術や取り組みが紹介されました。
私たちにとっても、各分野の最先端技術に触れることができる大変刺激的な機会となりました。
ITACが掲げるテーマの一つが 「共創(Co-Creation)」 です。
企業、技術、人材がつながり、新しい価値を生み出していくという考え方は、国際ビジネスにおいても非常に重要な視点です。
そのような場で、ケーアイエヌ代表のミシリ・ヤロンが
「ケーススタディを国際事業開発へつなぐ」 をテーマに講演を行いました。
違いがあるからこそ、新しい価値が生まれる

国際ビジネスでは、文化や意思決定のプロセス、ビジネスのスピードなど、さまざまな違いに直面します。

例えば、ある国では問題に直面するとすぐに議論を始め、
動きながら解決策を見つけていくアプローチが一般的です。
一方、日本では状況を丁寧に整理し、信頼関係を築きながら、
最適な形で社会に実装していくプロセスが重視されます。
一見すると正反対の方法に見えますが、
この違いこそが新しい価値を生み出す力になります。
国際ビジネスでは、それぞれの強みを理解し、
組み合わせることが重要になります。
ケーススタディが次のビジネスを生む

講演では、建材分野のケーススタディとして
中空ポリカーボネート建材「Polygal」 の日本展開を紹介しました。
日本市場への導入当時は、仕様、品質、梱包など細部にわたる検討と調整が行われ、時間をかけて信頼関係が築かれていきました。
その結果、現在では建材商社、インフラ用途、データセンターなど、さまざまな分野で活用されています。
ヤロンは講演の中で、次のように述べています。
「ケーススタディは単なる実績ではありません。
一つの信頼、一つの成功が、次のビジネスを連れてくる“証拠”になります。」
一つの成功が、新しい案件を生み、ビジネスを広げていきます。
国際ビジネスに必要なのは「橋」
国と国のビジネスには、文化、スピード、意思決定など、多くの違いがあります。
それらの違いを理解し、つなぎ、ビジネスを前に進める存在が必要です。
ケーアイエヌはこれまで、日本と海外をつなぐ 「橋(Bridge)」 として、技術、ビジネス、人材、文化を結びつけてきました。
その中で、イスラエルをはじめとする海外との連携も、イノベーションや新しい技術の分野で重要な役割を果たしています。



次のビジネスは「一歩」から
講演の最後にヤロンは次のように述べました。
「国際ビジネスは、机上の戦略だけでは動きません。
まず動くことです。オンラインだけでは生まれないものがあります。
人が動き、人がつながることで、初めて共創が生まれ、一つの案件、一つの信頼、一つの成功を生む。
そこから次の、未来のビジネスが広がり続けます。」
ケーアイエヌはこれからも、日本と世界をつなぐ橋として、新しいビジネスの可能性を広げていきます。

最後に
今回の講演では、代表ヤロンが日本語でのスピーチに挑戦しました。
決して流暢とは言えない中、最後まで耳を傾け、温かく見守ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
言葉や文化の違いを越えて向き合うこと。
その積み重ねこそが、新しいつながりや価値を生んでいくのだと、改めて実感する機会となりました。
これからも一つひとつの対話を大切にしながら、皆さまとともに歩んでいきたいと考えています。
