もうサビさせない。
今のサビも
過去のサビも、
これ1つで解決。
錆の処置、防錆どちらにも
お使いいただけます。
コリゾンの主な特徴
何年経っても錆びない。
従来の防錆剤のように錆や金属表面のみに対して処置を行うのではなく、金属自体に働きかけ、まずはその状況をフリーズし、それ以上の錆の進行を止めます。
それにより、一時的な処置に過ぎなかった従来の防錆技術と比べ、半永久的に防錆効果を発揮します。腐食がひどく進んだ金属だけでなく、新しい金属にも適しています。
簡単に、すぐ使える。
希釈の必要がなくご使用いただけます。また、密封することにより保管が可能です。
大掛かりな事前準備は一切不要です。
燃えない。有害性なし。
天然の有機成分をベースとした水性の乳濁液で、引火性、可燃性、有毒性はありません。
その高い安全性が屋内での処置も容易にします。
コスト削減
1ℓで約20㎡の塗布が可能(他社比較、約5倍)
大掛かりな事前処理が不要、人体を守る防護服類も不要、塗り直しも不要。
処置にかかる大幅な時間短縮、人件費削減により大きなコスト削減を実現します。
規格と比較表
コリゾン | A社 | B社 | |
タイプ | 水性 | 半乾性 | 水性 |
用途 | 銅を除く全ての金属 | 船舶他 | 様々な金属 |
標準塗膜 | 乾膜 20〜30μ 湿膜 30〜50μ | 乾膜 50μ 湿膜 150μ | 乾膜 30〜40μ 湿膜 120〜140μ |
塗布条件 | 4種ケレン作業程度 | 3種ケレン程度 | 3種ケレン程度 |
作業条件 | 5℃以上 湿度75%まで | 5℃以上 湿度85%まで | 5℃以上 湿度85%まで |
塗布可能面積 (/1L) | 20㎡ | 4㎡ | 4~5㎡ |
換気 | 不要 | 要 | 要 |
有害性 | 無 | 有 | 有 |
耐熱温度 | -30〜200℃ | 110℃ | 約80℃ |
溶接 | 可 | 不可 | 不可 |
再塗布 | 不要 | 要 | 要 |
容量 | 20L / 120L / その他対応 | 200kg | 20kg以下 |
製造拠点 | イスラエル | 日本 | 日本 |
コリゾンの使い方
コリゾンの仕組み
活性成分が金属表層部に浸透し、腐食性のない金属に変質させます。
表面に酸化被膜(Fe3O4 マグネタイト)を形成し、
電解質、酸素を遮断することで腐食の進行を防ぎます。
錆の中と金属の中(特に表面近く)には酸素が存在しています。錆は酸素、金属、電解質の3つの要素で発生します。
コリゾンを塗布すると、先ず表面の錆に浸透し、無害な黒錆へと転換します。そして、金属基板に浸透し始めます。
金属基板内にまで浸透すると、コリゾンの活性成分により、金属内に含まれる酸素を外部へ抜き出す働きを始めます。
金属内から錆の原因そのものを抜き出したことにより、一時的な対処法であった従来の錆転換などの防錆技術に比べ、永続性効果を発揮します。
少量でも
高い効果を発揮
表面にコーティングを施すのではなく、金属内部に直接アプローチする防錆剤です。塗膜は30-50μ、1L当り20㎡に塗布することができます。コーティングタイプと比べると、同量で約4~6倍の面積に使えます。
「UL環境試験」で
ゴールド認定を取得
揮発性有機化合物および他の化合物を分析するUL認証機構の環境試験(グリーンガード認証)をクリア。グリーンガード認証の中でもより厳しいゴールド認定を取得し、人体に無害であることが証明されています。
IKA laboratories Ltd.
塩水噴霧試験
分析機関IKA laboratories Ltd. の塩水噴霧試験にて、コリゾン塗布ありの場合となしの場合の錆の発生と板厚減少速度を比較した結果、1000 時間の試験後も錆による板厚の減少を防ぎ、維持することが確認できました。
コリゾン塗布パネル | 通常の金属パネル | |
金属パネルの錆の有無 | 確認できなかった | 確認できた |
金属パネルの減少率 (mm/年) | 0.00 | 3.1 |
コリゾン塗布パネルの断面図
A – 塩水噴霧試験300 時間経過後、
B – 塩水噴霧試験1000 時間経過後
1 – コリゾンコート 2 – 腐食生成物
3 – 酸化物層 4 – スチールパネル 5 – 塗装
金属の腐食対策コスト
4.3兆円
金属は放っておくと錆ができます。
一度できると除去が困難です。
放置していると腐食を起こし、劣化・風化。
私たちの生活に支障を起こします。世界のあらゆる錆を除去しようとすると、のくらいの費用がかかるかご存知ですか?
腐食防食学会と日本防錆技術協会による2015年の腐食対策費用調査によると、
そのコストは4.3兆円。GNI(国民総所得)の0.78%を占めています。
その中でも塗装分野がトップで2兆4,900億円。用途は海運、建築、自動車が上位1~3位です。金属の腐食から材料の腐食劣化を解決するコストは日本だけでもこれだけ必要とされています。
世界のGNPでは3%を占めるともいわれています。
この錆問題に終止符を打つのが、
「コリゾン」です。